移住して起業後2ヶ月で予約が取れないサロンに成長した『訪問型エステサロン』を紹介!
今年の3月に関西から九十九里エリアへ移住。
元々のエステティシャンをしていたスキルを活かし、九十九里エリアで『訪問型エステサロン』を立ち上げられた「mui(ムイ)」さん。
なんと、7月のオープンからわずか2ヶ月で満席!
毎月中旬には月内の予約が取れなくなっている人気サロンになっているとのことでした。
muiさんのホームページ
これは、移住ナビの運営担当として話しを聞かないといけない!
ということで、人気なった秘密を色々と聞いてみました。
移住後に人脈も基盤も無い中での起業
–事業を始めるのに不安や心配はありませんでしたか?
muiさん:もちろん不安はありましたよ!
主人の都合で千葉に来ましたが、私自身は人脈も基盤も土地勘も無い未開の土地。
そんな中で上手くやっていけるかどうかは、すごく不安でした。
でも、エステの仕事も凄く好きなので、移住後も働きたいとは思っていて、子どもが保育園に入れたらエステをやろうと思っていました。
–見知らぬ土地でどうやって事業を立ち上げていったのでしょう?
muiさん:事業プランは主人と一緒に考えていきましたが、「この地域に合った形」にしたいとは思っていました。
関西では、お寺の一室を借りて『お寺エステ』という形でやっていたのですが、その時は『都会の喧騒を少し忘れて非日常になれる空間』がテーマでした。
大阪の難波という繁華街にあるお寺だったのですが、広いお庭が目の前にあって繁華街の騒がしさが聞こえなくなるような空間だったんです。
アクセスも悪く無いので、その場所や空間を求めて来店されるお客様が多くおられました。
そのような経験もあって、ビルの一室を借りて店舗を構えるよりは、何か『muiにしかない形』を作りたいと思っていました。
お寺エステのサロン写真
そこで、想いついたのが『訪問型』にするというアイディアです。
・都会に比べると近隣のサロンにいくまで時間がかかる
・サロンの数も少なく選べる選択肢が多く無い
・移動に時間をかけなくて良いことがお客さんにもメリットになる
などが地域の特徴と考え、それなら『訪問型エステサロン』をテーマにしてみるとニーズがあるのでは?と思ったんです。
店舗型サロンとの比較
試しに、Instagramで『訪問型エステサロンを始めました』と投稿してみると、すぐに1件申し込みが入ったんです!
その時に『これはいけるな!』と思い、本格的に事業としてスタートすることにしました。
–事業をスタートしてからは、地域の人とすぐに馴染めましたか?
muiさん:はい!それは、私が一番不安に感じていたことだったんですが、皆さんすぐに受け入れてくれて下さり、ありがたいことにリピートも定期的に頂けるようになっています。
–訪問型でやってみた今の感想は何かありますか?
muiさん:商圏範囲を広げることが出来たは訪問型でやって良かったことの1つです。
店舗型にすると、都会に比べると商圏範囲の人口は少なくなってしまう。なので、集客できる人数もすぐに限界が来ると思うんです。
初めから訪問型にしたことで、かなり広域までエリアを広げることができ、色んな地域からお問合せが入ります。
『エステに行きたかったけど、きっかけがなかった』と悩んでいる人がいて、それを解決できる可能性があると思うと、やりがいも感じますし楽しいです!
あとは、もし、訪問型エステサロンに興味がある人や、やっている人がいればお話ししたいです!
私も分からないことや課題だらけなので、情報交換できれば良いなと思います!
–ありがとうございました!
取材協力
店舗名:訪問型エステサロン mui
ホームページ:http://houmon.mui.life/
公式LINE:https://page.line.me/667uvegb?openQrModal=true
Instagram:https://www.instagram.com/mui.este/