何歳になっても活躍できる場所を目指して|商業施設で実践する地域企業の取り組み

旭市にあるイオンタウンの1階で、一風変わった取り組みをしている会社があります。
介護事業を主に手掛ける『株式会社 楽天堂』です。

旭市の掲げる『生涯活躍のまち』を企業の目線から実現・サポートするために、
・旭発の起業・創業を支援するシェアキッチン『めとはな』
・新しい介護のカタチの確立を目指すデイサービス『わだち』
という2つの施設を出店しており、若い世代から高齢者まで幅広い世代の活躍を支援しています。

楽天堂の手掛ける2つの施設を取材したので紹介していきます!

 

デイサービスセンター『わだち』

全国的に見ても珍しい『商業施設の中にあるデイサービスセンター』が旭市のイオンタウンにあります。
別の記事でも紹介した『おひさまテラス』と同じ施設の1階。
無印良品の隣にあるデイサービス『わだち』です。

 

イオンタウン内にあるため、近隣施設への買い物や、二階にある『おひさまテラス』での多世代交流など毎日の生活が楽しめるきっかけがたくさん詰まっていることが魅力の1つ。
施設の周りにはあえて壁を無くし、フロアを通る人たちと自然に目が合い、挨拶が生まれる場所にしているとのこと。
地域の方との気軽な交流が生まれる場所になっていました。

さらに2023年度には隣接地に特別養護老人ホームを開設する計画もあり、その施設の運営も楽天堂が担うとのことです。

 

シェアキッチン『めとはな』

『めとはな』は、4つの厨房施設を複数人でシェアしながら調理・販売できる場所を提供している飲食店です。
これから挑戦する人を応援するとともに、旭発の起業・創業を支援していく役割も担っています。

日替わりで出店するお店が変わり、自分の店舗を持つ前に挑戦したい方・多店舗展開を目指し基盤を築いていきたい方などが利用されています。

 

出展しているお店の情報はInstagramに随時更新されています!
各店舗出店する曜日が異なっているため、気になるお店があれば要チェックです!

 

移住してからの生活も見据えた『移住者に優しい街』

毎日の暮らしにワクワクできる場所、何歳になっても挑戦を楽しめる場所を行政と企業が一帯となって作っていることが旭市の大きな特徴です。
新しいことに挑戦するための移住、将来の生活を見据えた移住、家族との暮らしを考えた移住、きっかけは様々。
街の運営を担う行政と、今回紹介した楽天堂さんのような企業が上手く連携することで、移住者にとっても住みやすい街が形になっていくと取材をしていて感じました。

『生涯活躍のまち』をつくる企業として、楽天堂さんの今後の取り組みにも注目です!

 

取材協力
株式会社楽天堂:https://rakutendo.net/
デイサービス『わだち』:https://rakutendo.net/daycare/day-wadachi/
シェアキッチン『めとはな』:https://rakutendo.net/sharekitchen_metohana/

 

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