賃貸住宅から始める田舎暮らし。気軽にスタートできる移住生活
「地方への移住」と聞くと、古民家や安い家を購入してDIYでリノベーションしたり、広い土地に新築住宅を建ててリゾートライクな生活をしたり、意外と「物件を購入してスタートする」ことを想像しませんか?
実は、「賃貸からスタート」するという方法も移住をスタートするオススメの方法の一つです。
ただし、都会と違い物件数が少なかったり、田舎になればなるほどマンションなどが無い場所もあります。
都会と少し勝手が違うことは確かなので、探し方を覚えておきましょう。
田舎すぎない地方都市なら賃貸マンションもある
移住を考える時に、田舎すぎない地方都市なら都会と変わらない方法で賃貸物件を見つけることが可能です。
インターネットで不動産を調べたり、街の不動産会社に相談してみることが家を探す第一歩です。
賃貸から始めると少ない資金で移住可能
「手持ち資金は少ないけれど、とりあえず移住したい」という方には、初期費用が安くて、すぐに田舎暮らしを始められる賃貸移住がオススメです。
物件を購入すると、初期費用として土地・建物の購入代金と諸経費が必要になりますが、賃貸物件を借りて生活するのであれば、基本的には敷金・礼金と引越し費用だけしかかかりません。
また、地方だと家賃相場も都会と比べて驚くほど安いため、初期費用はさらに抑えることができます。
また、「移住はしてみたいけれど、本当に田舎暮らしができるのか不安……」という方にとっても、「お試し移住」をしてみることをススメます。
移住するとなると、仕事を辞めて、今住んでいる家を処分して、移住先に新居を購入して……、と人生最大の一大決心と行動力が必要です。
しかし、覚悟して移り住んだ憧れの地が、3カ月も経たずに「やっぱり、帰りたい……」となるケースも実際にあることです。
そんな不幸な結末にならないように、まずは賃貸物件を借りて、憧れの地が本当に安住の地なのかどうかを調べてみるとよいでしょう。
理想と現実のギャップを知ることも大切
「リゾート地としては魅力的」「一度は住んでみたかった場所」憧れの移住生活で描く、理想の暮らし。
一方で、仕事は?生活は?現実的な不安があるのも事実です。
そこで、「移住を決めている」という方でなければ、まずは賃貸移住で「田舎暮らし体験」をしてみましょう。
もしかるすと、移住するとなると、寒さや暑さ、雪や風など、その土地独特の風土と向き合って暮らしていかなければなりません。
移住してから、「想像していたよりも厳しいかも……」と後悔しないように、まずは賃貸物件を借りてみて、年間を通じてその土地で暮らしていけるのか、生活環境は大丈夫なのかなど、納得いくまで見極めてみることが大切です。