サーフィン移住ってあり?趣味・仕事・家庭を両立するライフスタイルの築き方

九十九里エリアへの移住を考えられる方への動機として「海の近くに住みたい」というのは、大きな理由の一つにあります。
特に、千葉県の九十九里浜は北から南まで日本屈指のサーフィンスポット。
東京からのアクセスも良く、一年中波がある海岸は東京からの来訪者も絶えません。

しかし、東京から通うとなると、車で片道1〜2時間はかかります。
移動時間や交通費などを考えると決して手軽な趣味とは言えません。

そこで、サーフィンをライフスタイルに入れたいと本気で考える人が検討するのが海の近くへの移住です。

では、実際に実現できるのか?
移住に関しての注意点やポイントを紹介していきます。

目次

移住後の「仕事」と「家庭」のことも考える

仕事と家庭を蔑ろにして、趣味のためだけに移住することはオススメしません。
実際に、ご主人の意向で移住したご夫婦で奥様が移住先の環境に馴染めず出戻ったという話もありました。

その背景にあるのは、奥様の生活環境の変化を移住前に考えていなかったこと。
生活環境が変わることがストレスになることは忘れてはいけません。

 

サーフィン移住を実現する方法

そこで、仕事や家族のことも考えた移住の実現方法について、移住ナビからのアドバイスをいくつか紹介していきます。

 

その1:「お試し期間」を設ける

いきなり永住から始めるのではなく、お試し期間を設けることをまずはオススメします。

Uターン/Iターンでゆかりのある地域へ移住する場合は別ですが、初めての地域に移住する時は特に家族で生活できるかどうかを考える期間をつくってください。

いきなり中古物件や新築物件を建てるのではなく、
・移住を考えている地域に賃貸物件を借りて実際に生活してみる。
・近くの生活環境が整った都市部でまずは生活してみる。

というステップを踏み、半年〜1年ほど生活してみます。

観光や旅行ではなく、毎日の生活をしてみることで想像とは違った便利・不便が見えてきます。

 

その2:賃貸物件から始める

移住するにあたって、古民家を購入したり新築の住宅を建てるかたもおられますが、まずは賃貸物件から始めることがオススメです。

賃貸物件だと転居も楽なので、万が一家族が地域に馴染めるなかった場合、別の場所へ引っ越すことも可能です。

特に、サーフィンをきっかけに移住する方は海沿いの街を求めると思いますが、都会での生活と比べると想像以上に田舎で不便することも考えられます。

これまでの友人や家族との距離が離れることが不安になることもありますし、後戻りできるように逃げ道を残しておくためにも、まずは賃貸を借りることも考えてください。

 

その3:仕事は大きく変えない

趣味を優先するライフスタイルが決して悪いとは思いませんが、仕事を極端に変えることはオススメしません。
理想は、テレワークやリモートワークをしながら住む場所だけ変えてみることです。

例えば、移住前にワーケーションとして半分仕事・半分サーフィンという日をつくり、それが成り立つのか?を検証してみるのも有りです。

会社に出勤する必要がある方は、どうしても距離の問題がありますが、九十九里エリアの場合、東京までは1時間ほどです。

移住後に家族を養えるだけの仕事が続けられるか不透明な部分を残さないためにも、仕事の目処はたってから移住を決めた方が良いでしょう。

 

まとめ

サーフィン移住を成功させるためのポイントとして、3つの考え方を紹介していきました。
移住を決める前に、まずはご家族で話しあい、それでも前向きに進めるのであれば、お試し移住や賃貸移住を考えてください。

現実的な話では、移住後に仕事が確保できるかどうかも非常に重要なポイントです。
移住後に仕事がないという状況なれば元も子もありません。

事前の情報収集も大切ですが、どのような手順をふんで移住を実現していくのか、まずは考えてみてください。

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