九十九里浜で人気の貝ながらみとは?おすすめの食べ方も紹介します!

九十九里への移住を検討中の方がいらっしゃると思います。
そのような方にぜひ知っていただきたいのが、ながらみです。
これは九十九里浜で人気のある貝で、とても美味しく召し上がっていただけます。
そこで今回は、九十九里浜で人気の貝であるながらみと、おすすめの食べ方について紹介します。

□九十九里浜で人気の貝であるながらみとは

ながらみとは、巻貝と言われている種類の1つで、渦を巻いたような殻が特徴です。
正式名称はダンベイキサゴと言い、マイゴと呼ぶ地域もあります。

現在では漁獲量が減っているため、幻の貝とも呼ばれています。
しかし、こんな幻の貝であるながらみは、30年ほど前にはかなりの水揚げがあったと言われています。
そのため、年配の方とながらみの話をしている際に、ながらみは現在漁獲量が減っていることから値段が昔よりも高くなっていることを伝えると、驚かれるでしょう。

さらに、昔はかなりの数が獲れたことから、ご近所の方に配られることが多かったのです。
そのため、年配の方は「ながらみは買って食べるのではなく、貰って食べるものである」という感覚があるそうです。

ながらみの話をすると、シッタカ貝と混同して理解される方がいらっしゃいます。
ながらみとシッタカ貝との違いについてご説明すると、シッタカ貝も同じ巻貝ですが、ながらみと違い三角錐のような形をしています。
加えて、ながらみは砂の中に住んでいますが、シッタカ貝は岩にくっ付いていることから、獲れる場所も違います。

このように、ながらみとシッタカ貝は同じ巻貝でも違うものなので、混合しないように気をつけましょう。

□ながらみのおすすめの食べ方とは

次に、ながらみのおすすめの食べ方について2つ紹介します。

1つ目は、塩茹でです。
塩茹での調理方法は、砂抜きしたながらみを沸騰した水が入っている鍋に塩と一緒に入れて、火を止めてそのまま蓋をして冷まします。
鮮度の良いものは、煮ながらでも熱湯を回しかけて、蓋をして余熱で茹であがり、茹で時間は数分でも問題ないでしょう。
食べる際には、爪楊枝で身を回して出して、煮た塩水で砂を落としながら食べます。

2つ目は、だし醤油漬けです。
塩茹でしたながらみをだし醤油に浸して味を馴染ませます。
おろし生姜やわさびを添えても美味しいですね。

ここで紹介したもの以外にも、バター醤油焼きや混ぜご飯にしても美味しく召し上がれるので、ぜひ試してみてくださいね。

□まとめ

今回は、九十九里浜で人気の貝であるながらみと、おすすめの食べ方について紹介しました。
九十九里浜には、ながらみといった貝以外にも様々な魅力があります。
当社は、九十九里にて移住に関するご相談を承っているので、お気軽にご相談ください。