開店15分後に行列!?『この人が作った野菜』を求めて買い物客が訪れる道の駅『ながら』を取材!

開店前の店には列ができ、開店と同時に野菜が手に取られ、15分後にはもうレジに行列ができている!
地域の人も県外のお客さんも『ここにある野菜』を求めて買い物に来るという道の駅が・長生郡長柄町にあります。
“(有)直売ながら”が行政と連携し運営している『道の駅 ながら』です。

 

『旬の野菜だけ』を置き、東京から買い物に来る方も

『道の駅 ながら』に置いてあるのは『旬の野菜』だけ。
さらに、『野菜も同じ品種でも育てた農家さんによって味が全然違う』とのこと!

常連さんは『この野菜なら00さん!』とお気に入りの農家さんがいたり、『00さんの野菜は、今日入荷していますか?』とお店に問い合わせの電話もあるそうです!

朝並べた野菜は午前中には売り切れるとのことで、取材に伺った日も平日の10時30分ごろには、売り切れている野菜もたくさんありました。
近隣にスーパーなどが少ない土地柄もあり地域の人が買い物に来る場所としても、地域の重要な拠点になっている場所です。

 

『地域の野菜』を販売したい!わずか12人の契約農家から始まった直売所

取材時には、行政の方にもご協力いただき、道の駅運営会社の代表「関さん」、店長の「蒔田さん」からお話を聞くことができました。

 

ーー以下、関さん・蒔田さんからのお話を掲載

『道の駅 ながら』がその前身となる直売所として営業を開始したのは1988(昭和63年)。
開店当初は、県外・地域外の野菜もたくさん取り扱う野菜の直売所として営業していました。

平成9年には現在の代表(関さん)に経営が変わり大きく方向転換することに。
地域の農家・農業を守っていくために、それまで取引していた市場からの仕入れをストップ。
『地元の野菜』にとことんこだわり、『地域の契約農家さん』から野菜を仕入れることに経営方針を大きく変えることにしました。

 

しかし、当時の契約農家はわずか12人。
ビニールハウスを持っている人は1人もおらず、安定して野菜を仕入れるには程遠い状況でした。
朝、店を開けても売る野菜がない。毎日、野菜を置きに来てくれる人は1人もいない。そんな日々が続いていました。

 

安定して地域で野菜を作れる農家さんを何とか増やしていかないと経営が成り立たない。
そこで、ビニールハウスを20棟程行政と共同で購入し、農家さんに使ってもらうことにしました。
50%を行政に出してもらい、残りの50%は直売所が負担する。
まずは、野菜を作り、直売所に安定して置いてくれる人を増やすことを目標にしていました。

 

こつこつ、こつこつ地域の農家さんに声をかけ、少しずつ契約農家さんも増え、今では270人を超えるようになってきました。
2005年(平成17年)には直売所から道の駅になり、トイレや休憩所が整備されたことで県外からもお客さんが来店されるようになってきました。

一方で、契約している農家さんも高齢化が進み、引退される方も出てきています。
地域の農業を維持していくこと。地域の重要な拠点としてこの場所を維持していくこと。
これは今後の課題です。
移住される方も含めて、街に関わりを持つ人が増えると良いなと思っています。

 

 

『道の駅 ながら』へのアクセス

周りに広がる田園風景は四季折々の顔を持ち、ほっと心が癒される場所。
内房・外房のちょうど中心付近にあり、ゴルフ場やキャンプ場などのアクティビティ施設もあり、都会からのアクセスも悪くない道の駅『ながら』。
近所を訪問された際は、是非、道の駅にもお立ち寄りください!!

道の駅 ながら
有限会社直売ながら
住所:千葉県長生郡長柄町六地蔵138-1
TEL :0475-35-4741
営業:9:30~17:00
ホームページ:http://www.nagaramitinoeki.com/