移住者と一緒に地域の産業をつくる拠点に|道の駅『たけゆらの里おおたき』を取材!
道の駅が拠点となり産業をつくり、移住者が活躍できる環境をつくる。
道の駅『たけゆらの里おおたき』には、地域おこし協力隊が活躍する環境がありました。
養老渓谷や大多喜城など九十九里エリア有数の観光地があり、緑豊かな自然あふれる大多喜(おおたき)町。
地域おこし協力隊も多数受け入れ、移住者と一緒に町づくりを進めています。
道の駅『たけゆらの里おおたき』を取材しました!
目次
豊富な特産品のある大多喜町
大多喜町の有名な農産物は『タケノコ』。
全国でも屈指の産出地域でシーズンになるとタケノコを求めて県外からも多数の来店者があると言います。
「大多喜町の土壌がタケノコに合うようで、質の良いタケノコがたくさんあるんです。」とのこと。
今年は残念ながら長雨の影響なので不作だったとのことですが、『ここのタケノコが絶品!』と例年遠方から多くの方が買いに来られます。
自然豊かな町が作った名産品が盛りだくさん!
タケノコの他にもたくさんの特産品が道の駅には並んでいます!
日本酒『大多喜城』も有名な特産品の1つ!
道の駅にもお土産コーナーで販売されています。
町内で栽培している『原木椎茸』も人気!
道の駅に貼ってあるPOPには食べ方などが丁寧に解説されています。
大多喜町内で生産された農家直送お米も多数並びます。
移住者と取り組む新しい産業
タケノコの他にも道の駅が力を入れている新しい産業があります。
『ジビエ料理』です。
大多喜町の山には猪がよく出るらしく、猪の加工肉や近隣都市への卸を道の駅が中心となり手がけているとのことでした。
その猪を獲るために猟に入ったり、獲れた猪を精肉する仕事には『地域おこし協力隊』の方が従事されています。
猪の加工から商品化まで併設された施設で行っており、道の駅が地域の拠点となり6次産業化を実践しています。
6次産業化とは
農林漁業の6次産業化とは、1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図り、農山漁村の豊かな地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す取組です。これにより農山漁村の所得の向上や雇用の確保を目指しています。
出典:農林水産省
道の駅の裏にある精肉所
ここでは猪の加工から商品化まで行っている。
さらに、道の駅に併設するカフェスペースでは、ジビエを使った料理も提供!
道の駅でも販売されている猪肉を使ったハンバーガーが人気です!
取材協力
道の駅『たけゆらの里おおたき』は、地域の情報発信拠点としてだけでなく、産業の発信地であり、移住者と地域をつなぐ拠点になっていました。
たくさんの特産品やお土産がある道の駅へ、是非一度行ってみてください!
牛の置物が目印です!
住所:千葉県夷隅郡大多喜町石神855
TEL :0470-82-5566
営業:9:00~18:00(農産物コーナー)
ホームページ:https://www.takeyura.net/