九十九里ははまぐりが有名!?特に美味しい時期をご紹介します!

九十九里ははまぐりが美味しいと有名なことはご存知でしょうか。

食用のはまぐりの歴史は古く、九十九里は昔からある有数の漁獲地です。

そんな九十九里のはまぐりについて、美味しい時期と一緒に紹介します。

□九十九里のはまぐりについて

はまぐりは縄文時代の貝塚から殻が出土していたり、日本書紀にも記載があったりと日本で古くから食用として愛されていたことがわかっています。

結婚式やひな祭りなどの祝い事の際にもよく使われますよね。

これは、はまぐりの貝がぴったりと対になっていることから、夫婦仲良く一生同じ人と添い遂げられますようにと願いが込められているからです。

はまぐりは健康食品としてその高い栄養価でも評価されています。

特にアミノ酸のバランスに優れていて、良質のタンパク質と微量脂質を主成分としているため高タンパク質かつ低カロリーです。

疲労回復や二日酔い予防、むくみや冷えの対策としても食べられるでしょう。

そんなはまぐりは漁業権が設置されているため、勝手に獲ることは密漁とされてしまいます。

漁業者の努力で、しっかりと大きく育成されたはまぐりが市場に出ているのです。

九十九里はチョウセンハマグリという種類のはまぐりが獲れることで有名です。

その名前から外来種と思うかもしれませんが、外来種ではなく日本の古来種です。

その特徴は、貝殻に光沢があることで、膨らみも強いです。

綺麗な正三角形に近い形をしており、やや丸みがあることも特徴でしょう。

漁船を使った貝桁網漁業や、波打ち際で行う腰巻道具を使用した漁法で漁獲されます。

□九十九里のはまぐりのおすすめの時期

はまぐりがたくさん獲れる九十九里ですが、どの時期が最も美味しいはまぐりが食べられるのでしょうか。

九十九里ではまぐりの漁ができる時期は、11月から8月までです。

半年間以上続くため比較的長い期間楽しめます。

この期間のうちでも特にはまぐりが美味しいとされているのが、1月から3月の上旬です。

その理由は3月を過ぎると、夏場に向けて産卵シーズンを終えてしまうため身も痩せていくからです。

身が痩せると、味も落ちてしまうため産卵を終える前の3月までが旬になるでしょう。

□まとめ

九十九里ははまぐりの日本有数の産地です。

せっかく試すのであれば、旬の時期の1月から3月上旬に食べることをおすすめします。

あまり食べる習慣がないご家庭でも、お祝い事や健康効果を目的として食卓に取り入れてみてはどうでしょうか。