【2021年版】移住者でも出来る仕事とは?地方生活を成功させる仕事10選!
・移住を考えているけど、仕事があるのか今ひとつ不安。
・今の仕事は地方で活かせるの?
・仕事があれば移住を前向きに考えられる!
実は、地方には様々な仕事があります。
都会の会社でテレワークをしながら地方生活もいいですし、新しく仕事を探すことも可能です。
中には毎月数十万円の収入を見込むことができるものもあります。
様々な選択肢があることを知っておくだけでも、いざ、仕事を探すときにはきっと何かの役にたつことでしょう。
この記事では田舎にある様々な仕事の中から、特に「移住者に向いている」と思う仕事を10個紹介していきます。
移住や田舎暮らしを検討している人は参考にしてください!
目次
移住者でも始めやすい仕事10選!
その地域に根付いていなくても、求められる仕事はたくさんあります。
(1)地域おこし協力隊
2015年にはじまった「地域おこし協力隊」。
地方移住を考えたことがある人は、おそらく1度は耳にしたことがあると思います。
期限付きではありますが、地方の仕事をお手伝いしながら地方公務員として、自治体に勤めることができます。
給料は自治体によって変わりますが、16万円〜20万円ほどの設定が一般的なようです。
仕事の内容も自治体によって様々で、最近は移住支援に力を入れる自治体が増えていることから、サポート体制も充実してきています。
(2)一次産業に従事し、新たな販路開拓に挑戦
農業や漁業、林業、畜産業などの一次産業に従事することも仕事の1つです。
地方には都会には無い広大な自然が広がります。
その土地ならでは風土を活かして、様々な作物が育てられています。
地域の地場産業を特に一次産業をブランド化し、新しい産業を生み出すための取り組みは盛んに行われており、若い人がチャレンジする機会も増えてきました。
また、「自給自足の生活をしたい!」という動機で地方に住む方もおられます。
自分で食べる分の他に売る作物も育て、販売していく。
一次産業は地方では立派な仕事の一つです。
最近は他の仕事と兼務する「兼業農家」や暮らしの一部に農を取り入れる「半農半X」と呼ばれる生き方を田舎で実践する人も増えてきました。
一次産業の担い手は年々減少してきており、後継者に悩む経営者も多いので、もし興味がある人は情報を集めてみてください。
(3)事業継承
人口減少や少子化といった課題は日本全国が危惧している問題の1つですが、特に地方では深刻な問題となっています。
農地を経営する農家さんが80歳を超えていたり、次の跡取りがいなかったり「後継者不足」に悩んでいる所は年々増えてきています。
後継者不足を理由に廃業に至るところも多く、今後この流れは益々加速していくと考えられています。
仕事を作る1つとして、後継者に悩む事業主の方から事業を継承するという方法も考えられます。
人間関係が必要になってきますので、時間はかかりますが「将来は地方で独立したい」と考えている人にとっては1つの選択肢になるのではないでしょうか?
(4)テレワーク・リモートワーク
ここ数年の地方移住の同期として増えているのが、「会社がリモートワークを推奨しているから」という理由です。
オフィスに通う必要がなくなれば、高い家賃を払って都会に住まなくても良いですし、満員電車を気にする必要もありません。
ただ、全く関係の無い土地や交通の便が悪い遠方に行ってしまうと、いざ、急な出社が求められた時に対応ができません。
ですので、テレワークのために移住を考えているという方でも、「都会からそれほど遠く無い地方」を候補に入れることをオススメします。
目安としては、交通機関で1時間以内です。
このくらいの距離なら、毎日で無いのであれば通勤も苦になりませんし、生活の拠点は地方に置くことができます。
地方での住環境については、九十九里移住ナビでも積極的に発信しているので参考にしてくださいね。
(5)起業
起業と言っても何も大袈裟なものからはじめる必要はありません。
都会で起業するとなると、数百万円〜数千万円規模の資金調達をして、オフィスを借り、様々な環境を整えた状態でスタートとなりますが、地方ではちょっとしたことから仕事をはじめることができます。
様々な業態が人手不足で悩んでいるので、そこを補填するサービスを立ち上げたり、インターネットを使った地方の商品を販売する仕組みを整えたり、アイデア次第で形にしていけることがあります。
家賃や食費などの生活にかかる費用も安いので、都会に比べると挑戦しやすい環境でもあります。
(6)古民家カフェや民宿
地方にある空き家を活用した古民家カフェや民宿、ゲストハウスなどを経営する人もいます。
自宅の余っている一部を宿泊施設として提供したり、空き家を安く譲り受けリノベーションを行い、ゲストハウスなどの宿泊施設にするといった方法です。
都会で家や土地を購入することに比べるとはるかに安く手に入れることができるので、地方で行いやすい仕事の1つと言えます。
ただし、もちろんながら集客するための宣伝広告の方法や広報活動は必ず必要となってきます。
(7)高齢者サポート
地方でかなりのニーズがあるのが高齢者のサポートや福祉介護の仕事です。
介護施設や老人ホームなどの施設で働いても良いですし、デイサービスのような仕事をしてみてもよいでしょう。
例えば、車の送迎や日常の家事手伝いなども需要のあるニーズの1つです。
今後も高齢者は増加していく傾向にあるので、何か仕事を探している人は介護や福祉の仕事も1つの選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
(8)地方の会社に転職
都会で働き専門的なビジネススキルを身につけている人は、地方では重宝されます。
都会に比べて人材の流動性が低い地方ですが、移住し地域に根付いて仕事をしていきたい意思を示すことができれば、転職も難しくはありません。
「地方では働く会社が無い」と言われることもありますが、そんなことはありません。
これまで頑張ってきた仕事のノウハウやスキルを活かせる機会は必ずあります。
最近では、都会から地方に出ていく人材に対し、「移住支援金」という支援金を用意している自治体もあります。
他都市の会社で働く時はこのような制度の活用も考えてみると良いでしょう。
(9)インターネットなど場所を選ばない仕事
パソコン1台あればできるプログラミングやライター、デザイナーといった仕事も地方でできる仕事の1つです。
ただし、安定した収入を得るためには仕事の受注先や一人で仕事を受注できる実力が必要です。
最近は「クラウドソーシング」などを活用して仕事を受注することもできますし、自身でブログを書き収入を得る人も増えてきました。
インターネット環境さえあれば、働く場所や時間にとらわれないWEBの仕事も地方でできる仕事の1つでしょう。
(10)その他就職
アルバイトを含めて、様々な企業が求人を募集しています。
自治体やハローワークが情報を持っていることも多いので、もし仕事に困ったときは相談にいってみてください。
まとめ
人不足の田舎町だからこそ、ちょっとしたアイデアが仕事になることがあります。
都会では当たり前と思っていたサービスが地方では充実していなかったり、少しの手伝いがサービスとして提供できたり自由な働き方をしたい人にとっては挑戦のしがいがある環境となるでしょう。
地方で自分に合った仕事を見つけられるかどうかは、その都市での生活を大きく左右します。
まずは、じっくりと情報収集を行い、働き方を考えてみてくださいね。