移住を決めたらまずは相談!地方移住支援の窓口は?相談先まとめ

・テレワークで都会で仕事をしながら生活拠点を地方に移す。
・地域おこし協力隊などの制度を使い、地方で新しい仕事を始める。
・地方の企業に転職する
・農業など一次産業への従事する
・地方で起業し、事業を起こす。
など、たくさんの選択肢があります。

・参考記事:【2021年版】移住者でも出来る仕事とは?地方生活を成功させる仕事10選!

・地域おこし協力隊の情報:地域おこし協力隊説明ページ

 

いざ、移住をしたい!と考えた時に仕事や居住先などの具体的な情報はどこで把握すれば良いのか?
実は、移住者へ向けた相談窓口というものがあるんです。

この記事では、移住を考えた時に相談窓口と使えるものをいくつか紹介していきます。
移住を考えている人は是非、参考にしてください。

目次

移住後の生活で何を望むかによって相談窓口は変わる

移住後にどのような生活を送りたいのか?によって相談窓口は変わります。
地方での就職を目指して仕事を探したいという方は、仕事を軸とした相談になりますし、仕事は大きく変えずに生活環境を地方に移したいという方は、不動産会社や「地方での住まい」に強いところを窓口にすべきです。

 

あなたはどのケース?5つのケースで検証

相談窓口としてどこに話を聞くのが良さそうか、いくつかのケースにわけて紹介していきます。

 

【ケース1】生活の拠点を地方に移すという人

都会で働きながら、生活の拠点を地方に移したいという方は、「地域での住環境」に精通したところに相談すべきです。
まずは、暮らしの中心となる住む場所を快適にすることは、地方移住を成功させる上では欠かせません。

 

その場合、窓口となるのは

  1. 不動産会社
  2. 住宅会社
  3. 地域の情報を提供している企業

などが相談先となります。

 

1や2は賃貸物件や中古物件、新築物件などを探す時と同じなので、都心で生活している時とそれほど大きな違いはありません。

3について説明をすると、
地方都市には、その都市の魅力を伝えようと、様々な目線で地域おこしに取り組んでいる企業があります。
地場産業に特化していたり、地域での暮らしぶりを伝えたり、街で生活している人を紹介したり。

この九十九里移住ナビも「九十九里エリアの住環境」を伝えていくことをミッションに移住者へ向けた情報発信を行っています。

九十九里移住ナビでは「九十九里エリアの住環境」に特化した情報発信を行っている。

 

そのような民間のサービスや相談窓口を利用してみると、公的機関ではもらえないアドバイスや地域に実際に生活しているから分かるメリット・デメリットの話を聞くことができます。

 

また、「2段階移住」という考え方もあります。
住みたい所がある程度決まっている場合でも、いきなりそこに家を購入するのではなく、まずはその周辺の比較的大きな街に引っ越します。
1度拠点を移し、定期的に地域に通いながら地域を知ることを優先していくという方法です。

 

例えば、
九十九里の海沿いに住みたいけど、いきなり行くのはちょっと。。。という場合、
まずは、千葉市内など都会に近い場所に住んでみて定期的に遊びに行ってみる。
という手順を踏んでみる移住です。
引っ越し費用などはかかるものの、いきなり都会から田舎に引っ越すよりは、自分の理想の生活を実現できる可能性は高くなります。

 

 

【ケース2】二地域居住を考えている人

都心と地方。地方と地方。など、複数の生活拠点を持つスタイルを「二地域居住」と言います。
ただ単に、リゾートやバカンスのために田舎で過ごすのではなく、都会と地方の両方で仕事を持ち収入を得る「生産的な二地域居住」を「二地域就労」と呼びます。

この二地域居住や二地域就労は、コロナで変わった新しい社会構造にマッチしていると今注目されているライフスタイルです。
特に30代〜40代の会社勤めをして、自分のキャリアを身に付け、他の企業に提供できるノウハウを持った層から注目を集め出しています。

きっかけは趣味であったり、人脈であったり、単純な興味であったり様々です。
何よりも「まずは気軽に行ってみる」という感覚ではじめてみるのも良いかもしれません。

 

二地域居住を始める場合も、拠点となる地域で住む場所から探すのが良いでしょう。
二地域目での仕事はフリーランスのような働き方になるため自分で営業をかけることが多いですが、地域での働き手を募集しているサイトもあるので、このような所を活用してみるのも一つの方法です。

参考:新しい副業のカタチ Skill Shift

 

【ケース3】地方で就業したいと考えている人

地方の企業に転職し就業したいと考えている方は、民間の求人情報サイトやハロワークを活用してください。

ご自身の人脈があり、働き口が紹介で見つかるという方は別ですが、まずはどんな選択肢が働き先としてあるのか知ることが無難です。

今はネットで求人情報も検索できますし、求人を募集している企業の数や条件などを探しながら働けそうな企業を探してみてください。

参考:ハローワークインターネットサービス お仕事検索

 

【ケース4】農業などの一次産業に従事したい方

農業や一次産業の情報は地域の自治体が持っていることが多いです。
農業の場合は、「新規就農相談センター」という窓口があり、就農者の移住を手助けしてくれています。

この他にも、各自治体がそれぞれ力を入れている職種によって、持っている情報は変わります。
また、都会にも地方の出張所やアンテナショップが設立されていることも多いので、そのような窓口に相談にいくのも良いでしょう。

例えば、農林水産省は「農業に興味はあるけど、どう始めたらいいかわからない」という人へ向けた特設サイトを用意しています。
一次産業へ従事する人が減少している昨今、興味を持って取り組みたい人に対して様々な形の支援があることを覚えておきましょう。

まずは、下記のようなサイトで情報を調べ、興味があれば問い合わせをしたり、相談を行うことがオススメです。

参考:農林水産省|農業を始めたい皆さんを応援します!

 

【ケース5】地方で起業を考えている方

地域によっては、移住者の起業を積極的に応援している場所もあります。
九十九里エリアの場合でいうと、「いすみ市」という街で地域のNPO法人が主となり「ローカル起業」を積極的に支援されています。

参考:いすみローカル起業プロジェクト

飲食店やカフェ、ゲストハウスなど、地域に密着した起業家同士が繋がり、コミュニティを作りながら地域を盛り上げていこうという取り組みです。

このように、地方で起業を考えている方は、地域の企業支援団体や商工会議所などに相談していみることも1つの手です。

何か有益な情報を得られることでしょう。

 

 

その他:補助金の情報など

移住者に対して補助金を用意している自治体もあります。
補助金は交付条件をみたしていれば返済不要で受給できるお金です。

中には、100万円以上の補助金を受給できるものもあります。
下記のようなサイトから情報を仕入れ、受給できる補助金を調べてみてください。

参考:内閣官房 地方創生特設ページ

 

まとめ

いかがでしたか?
移住を考えた時に、「まずは、このような所に相談するのがオススメ」という情報をまとめていきました。

どのような目的で移住するのかによって、誰に相談すれば良いかは変わります。
ネットできる情報収集もあれば、実際に足を運んでみるのが早いこともあるでしょう。

ここに掲載した情報などを参考にしていただきながら、移住を成功させてくださいね。

九十九里移住ナビでは、九十九里エリアの「住まい」に関する情報を発信し、移住者の新しい生活を支援しています。
住環境に関する相談にはきっとお力になれますので、まずはお気軽にお問い合わせください。