道の駅『オライはすぬま』を訪問!一足早く旬の野菜が手に入る場所!

千葉県山武市蓮沼に『オライはすぬま』という道の駅があります。
駅名になっている『オライ』は、地域の方言で『オラ=私の』『イ=家』という意味があり、『地域の人の家になるような、毎日のように通いやすい場所でありたい』という想いが込められています。

九十九里の豊かな海と起伏の少ない土地を活かし、水産業・農業が盛んで食材が豊富に手に入る山武市。
道の駅『オライはすぬま』にも地域の食材がたくさん集まります。

道の駅に取材へ行き、特徴やオススメの商品など取材を行いました!

旬の野菜が一足先に集まる場所!

道の駅『オライはすぬま』には『旬の野菜が他の地域よりも少し早く店頭に並ぶ』という特徴があります。
これは、周辺の土壌に特徴があると言われており、近隣の地域よりも少し早く旬の野菜を手に入れることが出来ます。

取材時は5月下旬でしたが店頭にはメロンやトウモロコシなどの初夏の野菜がすでに並んでいました。
季節によって変わる旬の野菜を求めて地域の方はもちろん、県外からも来店があると言います。

特に春〜初夏のハイシーズンには毎日豊富な野菜が店頭に並び、日常の買い物に行くのも楽しくなりそうです!

 

数年間の研究から生まれた特産品『海水ネギ』

『オライはすぬま』の特産品として人気なのが、冬になると出荷されるのが『海水ネギ』です。
『海水ネギ』とは、ネギを育てるための水分の塩分濃度を通常よりもあえて高くすることで、浸透圧によって『余分な水分が抜けて甘みが増す』という特徴を持ったネギとのことでした!(ナメクジに塩をかけると水分が抜けていくようなイメージです!)

画像引用:チイコミ(https://chiicomi.com/press/74150/

この海水ネギですが、生産の発端となったのは10年ほど前にあった台風被害とのことでした。
海の近くにあった農家が高潮の被害を受け、畑が海水に浸かるなどの被害を受ける中、一部の『ネギ』だけが枯れずに残っていたとのこと。
しかも、そのネギを食べてみると、通常よりも甘い!

何故、このような現象が起きたのか研究を進めた結果、海水に含まれていた塩分に原因がありそうと判明しました。
さらに数年間の研究を重ね、どのくらいの塩分濃度が最適なのか発見た結果、『海水ネギ』という新しい特産品が誕生。

シーズンになると、毎日、海水ネギを求めて県内外を問わずに多くの来店があると言います。

※道の駅以外では『海っ子ねぎ』というブランド名で販売されています。

 

旬の野菜を買うなら『オライはすぬま』へ!

年間を通じて、その時々の旬の野菜がいち早く手に入る『オライはすぬま』。
観光やお出かけだけでなく、ちょっとした毎日の買い物にも是非、オススメの道の駅です。

移住前後に『この時期の野菜や特産品って何があるんだろう?』と興味をもった時には是非訪れてみてください。
豊富なお野菜や旬の味覚に触れることが出来ます。

 

取材協力

道の駅 オライはすぬま
〒289-1806:千葉県山武市蓮沼ハ4826番地
TEL:0475-80-5020
ホームページ:https://oraihasunuma.jimdofree.com/